pride/腰抜け若鶏
 
れる そんな最高の心を持てるように
一心不乱に前だけ向いて 自分に誇れるもんだけかき集めろ
会ったこともない奴の作った運命なんかぶち壊してやればいい
その偉大なプライドの意地ってやつを見せ付けてやれ

飛ぶことさえ忘れた鳩達が 餌をねだって寄って来た
生憎お前らに何かを分けてやれるほどの余裕が俺にはないのさ
前世で幸せ使い切っちまったのかな? だが今の俺にはどうでもいい

道ですれ違ったじいさんは 怖いくらいにイカしてた
どんな人生送ってきたか一目で分かるほど深く刻まれた皺がさ
幾多の試練を乗り越えてきた伝説の英雄の顔に見えんだよ

お前が背負った本当の運命は そんな英雄
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