線/
ala
子供の頃はとてつもなく曖昧だった
唯漠然とした善悪のみに支配された世界
物事の基準は一つ
両親や周りの大人がどう思うか
嫌われない様に
叱られない様に
悲しくない様に
小さな皺の少ない頭で必死に考え、その時の最善を導き出す
つまり、産まれながらにして人間という動物は、他者の中の自己評価を気にし、誰からも嫌われない様、愛して貰える様に頑張るのだ
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