十一月のバラッド/狸亭
 
たちのあじあ
のんだくれのおやたちのうらぎりこそこまったもの
ひがしずむぶんめいのくにのきんろうかんしゃのひ
とつぜんやってきたじなんぼうとひるめしをくったこと

きよしさんのきりえてんはささやかながらいきいき
にぎやかにはなやかになかまたちがつどいくちぐちに
なんやかんやとほめそやすげいじゅつじんせいはいいな
るこつのめいひんすうてんははやくもばいやくずみである
あきやまきよしぼつごしちねんつどうこすもすきああ
のはらをゆくしじんにしわきじゅんざぶろうといきもの
ひととどうぶつのひふのしじんかねこみつはるのたいひ
といただしみなおすざだんかいをきいていると

きそいあいからみあうしたたかなふたつのもんすたあ
にっぽんじんばなれしたにっぽんじんしじんたちの
なぜかやたらになつかしいつみかさねられたつきひ
るろうのはてのせいきまついまでもきになるあのひと


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