ぼくはこんなにもえろい/
示唆ウゲツ
もしもその鼻にすこしだけ栓をしたら
すぐに君は居なくなってしまうのだろうから
大事にとっておくことにしたんです
善良な僕ら十五歳の
傷つきやすい優しさと
狂いそうな自己満足の世界の中で
まだ消えずにいたという恥ずかしさ
理系少女
わたくしは今から包丁研いで
君の腹にぶちまけにいきたいのだ
道端のエロ本に過剰反応する君のすべて
どこから愛していいかもわからずに
膨らみかけたズボンを脱いで
優しくしにいこう
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