こくん と/
砂木
カフェテリアで
小脇に かかえた空に
そっと 左の翼 溶かして
ふしの いたんだ 宿り木
に まだまだ だって
占いに とばされた 長靴に
冬眠している 蛙君からの 手紙
続きは 明るい場所でいいたい
春になったら ね
弾くまねの 左の翼
カフェテリア しまいこんで
紅茶のなか 落ちていく
こい 口
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