君の街/
maumi
ねえ 君の窓の景色は
何を映しているの
どんなに想像しても
それだけが分からないんだ
ねえ 僕の街の景色は
君の瞳にどう映っているの
僕の窓の景色はガタガタと
風が吹き出したよ
この風を知らないように
僕は君の街に吹く風さえ
知らないことが
いやに悲しいことに
思えるんだ
ねえ 考えられるかい
君の言葉を待たない日々
そんなことを思う日は
僕はどうしたらいい
風のリズムが優しくなって
すこしだけ
違うこと
考えだした
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