君という確かな奇跡/腰抜け若鶏
 
あれからいつだって ひたすら君を探している
翼をなくして地に墜ちた 痛みに我を失って

この世の全てを ただひたすら憎んでいた
どんなに素敵な美しいものさえ 許せる気にはなれなくて

深い闇に心の全部をただ閉ざしていた
君の溢れるほどの優しさに こうして出会うまでは

明日が僕には見えなくて 夢見ることさえできなくて
君という確かなもの ただそれだけを信じていたのに
誰かが何かを言ったって 気に留めようともしなかった
君という確かな奇跡 ただそれだけを求めてた

気が付けばいつだって こうして君を歌っている
あの柔らかなぬくもりとか あの明るい笑顔とか

おそらく
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