使命感/FUBAR
に浮かぶのは
あの娘のことばかり
そのうち雨が降ってきて
夜警に追われ
友達に驚かれながらも
メールで励まされた
朝が来ると
喋らない友達は連れてかれた
その手を握っていたのは
慣れ親しんだ背中じゃなかったけど
なんにも言えなくて
見送ることしかできなかった
安っぽい使命感だと言われたら
勝手な使命感だと言われたら
うまく反論できない
単なる自己満足なのかもしれないけれど
あの娘のために
何かをしたかったんだ
少しでも多くの時間を共有したい
そう念ってたことは事実だけど
ずっと傍に居て欲しいとか
別れて欲しいだなんて
そんな贅沢で勝手なこ
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