いつまでも続く旅/腰抜け若鶏
 
静まり返った夜空見上げて
周りを確かめてから 一人で低く呟いた
なんで今がずっと続かないんだろ

楽しいもの嬉しいもの大切なもの
みんながこの手を擦り抜けてく
まるで初めからなかったみたいにさ

ちぎれるほど力を込めて君の手を掴んだよ
離してたまるか 何があってもこの手だけは
泣きながら叫んだよ そう確かに

明日へ向かうオンボロ電車の中
俺は切符を握り締めて 流れてく景色にさよならを
またいつか会えるよね またいつか
もう二度と会えない君と今日も新しい約束をした

星の輝く夜空見つめて
周りを気にしながら低く歌った
今日がずっと続けばいいな

嫌なこと辛
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