時間飛行士へのささやかな贈物/
クリ
どこの海だったのか
精霊飛蝗の顔は描けない朝顔の蔓はどっちに巻いていた
でも
でも、帰りたい
「また、もう一度」
少しだけでいい、夏休みがほしい
そうしたらこんなふうにいつもいつも尻切れで
誰も満足しない日報は破り捨ててやろう
世界には自分より大切な魂があるのだろう
まだ見てはいないけど
Lots of Thanks to P.K.D.
Kuri, Kipple : 2000.12.15
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