詩の窓は私の中に開いている/umineko
ゆがめてしまうことがあれば、それは不幸なことだと思うんだ。
嘘だってずっとついてくれてていいと思うよ。私はそれを信じると思う。私の意識下に置ける部分についてね。でも、私は私のすべてをコントロールしているわけではないんだ。私の意識下に、私の力ではどうしようもないマグマのような部分があって、たとえば私たちが草原で寝っころがって、あー気持ちいいーってやってるその何キロメートルか下、数千度の溶岩がのたうっていることに気付かないように。
その意識できない部分をなるべく自然にまかせていることが、大切なんじゃないかって思うこともあるんだ。自分はもともといわゆる理系の思考回路で、そういった理論めいたこ
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