ローダンセ/腰抜け若鶏
だよな
お前は一言 ニャーとだけ鳴いた
自分の名前さえ知らないお前に
俺は名前をつけてやることにした
可愛い仔猫 ローダンセ
お前が願うなら 俺は流れ星になろう
ピカピカ夜空に輝く青い軌跡にさ
その胸に勇気がもう一度宿るまで
儚く そして美しくさ
いつか俺が必要なくなる その日まで
どうして? 今度はお前が尋ねる番かもな
不思議そうに 目をまん丸にしてさ
俺は昔 お前と同じ事をしたんだ
一番大切なもの 気付かないふりした
本当は十分すぎるくらい分かってたのに
きっとこれは運命なんだよ
お前と出会ったのは お前を選んだのは
可哀い仔猫 ローダンセ
お前が求めるなら 俺は流れ星になろう
静まり返った夜空に輝く青い思い出にさ
その胸に優しさがもう一度宿るまで
蒼く そして切なくさ
いつかお前が俺と同じ涙を流す そんな時まで
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