『・・の詩三つ』 家出/
FUBAR
夢が家から出て行った
夜遅くに
理想が家から出て行った
こっそりと
繁栄が家から出て行った
何も残さずに
主を起こさぬように
みんな気を遣ったのだろう
残ってくれた希望だけで
乗り切れるか
とても 不安だから
何時帰って来てもいいように
鍵は 開けておこう
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