pride/和歌こゆみ
あたしの命が明日までなら
貴方の手でどうか殺して
それだけが願い
あの花の甘やかさに手を伸ばした日から
わかってたんだ
“もう何処にも帰れない”
心臓がつぶれてなくなりそう
それが優しさなら 完璧に傷つけてね
二度と笑えなくなるくらい
紅いうみで 貴方が溺れ死ぬまで
あたしを刻んで
記憶からきえてしまわないように
彩(いろど)らせてよ
これで最後,って
何度も思ったの
だけどほんとうの終わりには
涙も残らないってこと気づいてた
これっきりなんて言わないで。
あたしはまだ死ねないの
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