この歌を聴かせたいよ/腰抜け若鶏
 
誰も入ってこないで
そう叫んで引き籠もった部屋の片隅
寂しいよってつぶやく声が聞こえるね

君が引き籠もった理由を知ってるよ
「誰でも好きな時に遊びに来て」
君は笑顔で招待した
みんなはつまらない理由をつけて遊びに来なかった

涙の思い出を幸せの種にしよう
もっと側へおいでよ
恥ずかしがってなんかいないでさ

もう誰も信じない
そう言って閉ざした重い扉のずっと奥
どうして?って泣いてる声が聞こえるね

扉を閉ざした理由を知ってるよ
「あなたの事を一生信じ続けます」
君は精一杯の笑顔でさ
みんなは別にそんなの迷惑だからいらないよって

涙の思い出で幸せの花を咲かせよう
もっと近くに来て
ためらってなんかいないでさ

温かいもの
優しいもの
柔らかいもの
そんな当たり前のもの達を
君の前で大げさに並べてみせるよ

空ってこんなに綺麗だったんだ
そんな当たり前のことに気付かせてあげるから
さあ、僕の心に触れてみて
僕の心はここにあるよ
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