お姫様へのラブソング/腰抜け若鶏
 
ったね
ハーモニーと呼ぶには程遠かったけれど
そこに希望の光感じたよ

お姫様の役やってみたかったんでしょ?
みんなに遠慮して目一杯自分を押さえつけてさ
ずっとずっと我慢してきたんだね
君はすごく偉いと思うよ

君がお姫様役のお芝居
登場人物は僕と君だけだけど
それでもきっと楽しいと思うよ
生きててよかったと思えるはずだよ

我慢することだけやたら上手になって
泣きじゃくる事さえ忘れてるだろ?
思い出させてやるよ
君が無理やり眠らせたわがままな気持ちをさ

たしかに君はその姿で
この世界にしっかりなじんでるね
違和感も何もない
でもさ、知ってるよ
一人になるとため息をつくんだろ?
ねぇ、知ってるよ
意味もなくニヤけてみたいんだろう?

だったらもっと側へおいでよ
この手で抱きしめれるほど近くへ
もっともっとだよ


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