名も無き詩人の思い/海月
久しぶりに詩を書いてみても
初心のような感じに欠けていた
触れて痛いから触れた
温もりを感じたかっただけかも知れない
惑わせれるように急かさせれるように
詩を書く日常
別に嫌いではないけど好きでもない
1と2は微かで気にしないけど
0と1は何処か大きく違っていた
客観的に見たら同じ1
主観的に見たら違う1
そんなとこ気にしてるから
僕は詩人で居ないのかな?
結局は数字でしか見出せない
自分自身の価値
呆れるほどに一方通行
直線で左右を気にしない
そんなことを誰かに零したら
笑って零して消えた
そんなことはどうでも良いよ
少なくても詩人なら
数字なんか気にしないよ
だから僕は詩を書ける
気づいたら十字路
直線左右に道が広がって
僕の行くべき道が広がっていた
数字を気にしなく
惑わされ急かさせることなく
詩を書くことを
名もなき詩人は望んだ
だけど今は数字を大切にしている
誰かの方が詩人だと
君は笑った
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