スランプ・スクラップ・スープ/佐々宝砂
下)
4.私が詩を書けないのは今腹が減ってるからである。
(うん、確かにおなかがすいた!)
というわけでスープを作る。
なんでスープかってスランプと韻を踏むため。
スープだけではさみしいけど
スープとスクラップしか思いつかないのでしかたない。
なにしろスランプなので許してほしいです。
というわけでクノールのカップスープ、
新聞の切り抜きを浮き身にしてみました。
たぶん、おいしくないです。
スランプ・スクラップ・スープ!
感嘆符つけて叫んでみる。と
世界が突然へんぼうする。
なんてことはぜんぜんなくて、
ぜ
ん
ぜ
ん
な
く
て
裏返りましょう。
たぶん答はそれしかないです。
戻る 編 削 Point(2)