君の絵/
日朗歩野
小さな君が
絵をえがく
大きな紙に
まっすぐに向かって
まるで 挑んでいるかのよう
これっぽっちも迷わない
どんどん どんどん かいていく
どんどん どんどん 君の不思議が現れる
そして僕は
すっかり
君の不思議の虜になる
僕にはもう見えなくなった
僕たちの暮らす世界
君が感じて
僕に伝えて
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