X・T・C/04/LUKE
ヶ谷でシャウトしてもさまにならないだろうから
とりあえずぼくのキャンプ用のエアーマットでHしてみることにした
電気ポンプの電池が切れていたので足ふみポンプを15分もふまされて
胸のゼェゼェがはじまっちゃて
しばらく休んでいると彼女
やるのかやらないのかドッチドッチと急に二元論者
そういうのは耐えられなくなったので耳を塞いで表へ
ちょうど目の前73年型ダッチチャレンジャーに乗ったさまよえるオランダ人
ダッチ・ザ・ダッチが通りがかったので海まで乗せてもらう
まぁ結局水平線とか見ていると
背骨みたいにいい具合に婉曲してなにかかすかに揺らいだりしてしびれてるって感じて
あ、あれこそは正体だなと絵にしようと思ったけど
日中の水平線は難しいから暗くなるを待って
で
ちょっぴり青みがかった
黒で塗りつぶしたスケッチ
あたたかく満ちてくる
月の疼き
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