感覚が鳴っている/ナイトー
 
理由があるんだよ。


そう、そう、そうだなぁ…

この感覚を敢えて言葉にするならば、

もしかしたらその“懐かしさを感じてしまう音楽”は、

幼少の頃、僕が日々の暮らしから感じ取っていた“孤独”の感覚に似ているのかもしれないね。


僕は、毎日を見ていた。

ただ、見ていた。

当時は言葉を知らなかった。

それが孤独という名を持つ感情だということ、僕は知らなかった。






あ、あ、あ、あーーーーー



いま、音が降ってくる。
僕の心が震えてる。


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