無重力のなかで 〜旅人の旅先〜/
大城 小町
星に願いを祈っても
ソコまで届かなにゃ意味は無い
これじゃ猫に群がる猫じゃらし
流れ流れて冬の海
たとえ願いが叶うとも
やがて朽ちるが人の性
それじゃ土竜かサラリーマン
先の見えない鬼ごっこ
限りある幸せは
地平線の向こう海の下 山の中
いつの日にか
この空気を笑顔で満たしてくれる
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