くだらない/こめ
そこら辺にある小石みたいな僕
なにも特技も何のへんてつなく
この世に疑問を持ち生きていた
いつもなんでぼくがここに存在するか
考えている学校の青い空を見ながら
授業の話など聞かず
聞こえるのは僕の心のノイズだけ
今日もいつも変わらない青空を
見上げながらかんがえていた
いくら考えても
結果はでなかった
ああ今日も太陽が昇って沈んだ
そして闇になっていった
塾がえり星を見つめ
手には暖かい缶コーヒをもって
吐いた息は白かった
ほんとにこんな広い空の下ぼくは
存在価値もないまま
くだらない唄を口ずさみ
また今日も
くだらない日々を過ごし
そしてまたこうしてくだらない詩をただ黙々と
打ち込んでいるだけの
無力な人間だった
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