まりの気配/第二次テーブルマナー
袖引かれ落つる校舎の三階で血走る瞳が五時を変えた
ポッケからレシート取り出し皺の数数えてラララはいからはくち
(美しき銀のコヨーテからしとどの落ちる涎)
友の本性
泥に埋め埋めつつ我は先行かむ春琴お前を探す為だ
裏庭で蟻の隊列なぞりゆく指に誘われ今夜ゆめねみ
イチジクの実をすする時にたてた音
さえキミは笑って済まそうとする
これ故に遅れたよ、ハハなどという満面の笑みは許されぬのだ
虹深く 韓国語とか、ギターとか泣けばいいゆあ春が来るから
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