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maumi
かりそめの逆月のように
心変わりを繰り返す衝動は
裸足で歩く土の痛みにも似て
剥き出しの無垢なここを刺激した
病であるはずもない
まして重病ではない
ただ風になびく黒髪の
一本一本が見える気がした
交差点沢山の人だかり
輝くのは一人だけ
ああ 恋しちゃったのね
ふざけた言葉が出るほどの
インスピレーション
通り過ぎる輝きは
かりそめの恋の終わりのよう
二人を引き離す
振り向く僕
振り向かない君
哀愁をもって
一目 惚れ
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