ホントの友達 第5話/★優輝
 


必死の思いで、裕也は彩菜をとめた。
「たのむ。すぐに屋上にきてくれ。」
「屋上?どうして?」  「おまえにしかたのめないんだ。早く!」

屋上についた、彩菜は呆然とした。おそろしい戦いが・・・
どうしたらいいんだろう。

「ちょっとまって!」3人が一斉にふりむいた。
「いい加減にしなよ。悪いけど私はこんなふうにばかばかしい殴り合いをする人がだいっきらいなのっ!」そういいのこしてたちさった。
おわったな どうして俺はこんなにばかなんだろう。
あやとせっかくいい仲になれたのに、あやのことでこんなけんかをするなんて。
またあやにきらわれちゃうなんて・・・

家にかえって携帯をみつめる。メルアドは登録した。
でも、メールを送る勇気なんて俺にはない。電話でもしてみようか?
そんなのも無理だよ。 もうおわっちまったんだな。俺。
翔太もこんな惨めな思いだったんだろうか。。。

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