ホントの友達 第4話/★優輝
 
ったがおそかった。
あやと目があってしまった。
なぜか顔を赤くするあや。 あわてる俺。
「あ。あの。あやをずっとさがしてたんだ。」
「私もさがしにいこうと思ってたんだよ。」
「え。」  「メルアドおしえるっていったじゃない」
「あ。うん。そうそう。」  「ちょっとまってね。」
ふたりして、メルアドを書く。久しぶりにあやのあんな表情をみた。
横顔を見つめるだけで、俺の心は動揺しまくってどめられなかった。
「かけたっ。 あれ。まだかけてなかったの。」くすっと笑う彼女。
あわてて書く俺。みとれてる場合じゃないって。
「よっしゃ。かけた。」
メルアドを交換。 おぉ。あやの字めっちゃ
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