ホントの友達 第3話/★優輝
 
、俺からはいえなかったんだ」
「でも、あきらめるなよ。彩菜が一番今頼りにしてるのはおまえだと思う。」
「なんでだよ。つらいことを本人の口からわざわざいわせてしまったようなやつだよ?」
「本人の口からいうことはたしかにつらいことでもある。でも、それはおまえを信じて、助けてくれることを期待していったんじゃないのか?」

ぼーっとしていたらもう放課後、あやと話をしないと。
何をはなしたらいいのかわからないけど、とにかく話さないと。

俺のあしはそこでとまった。

翔太? あやの元カレがあやと話をしている。
「おまえをすてたことを反省しているんだ。そんなことをしなければこんなことにもならなかったかもしれないのに。」
「・・・・・」
「もう一度はじめからやり直してくれないか?」

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