大晦日の夜/
中音 涼
大晦日の夜
除夜の鐘をただじっと聴きながら
その年のことを振り省る
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ
その一つ一つが蘇り、こころを揺るがす
どれも大切なこと
どれも掛け替えのない時
その一つひとつを心に刻み
そして新しく浄化し変革するためのものだった
さあ、新しい年、今年のことを土台として
新しい自分として生きてゆこう
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