軽い嫉妬と好奇心/
大城 小町
何も言わないでくれよ
強くない僕に
お願いだから
そっとしておいてよ
そうでないと
渇いてしまうよ
僕は
カタツムリのような殻をおくれよ
自由に飛べるツバサなんかいらないから
いっそのこと
殻に閉じこもってしまいたいよ
その殻にあなたは入って来ないでね
もっと渇いてしまうから
だから何も言わずに
100km先から見守っていておくれ
そっと
何も問わずに
それでもあなたを愛しているから
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