1.詩の商品力/いとう
ば、明らかにそれは旅行チケットの付加価値でしかありません。
もっと単純な例だと、クーポン券や「●●が当たる!」や「ボスジャン」や「チョコエッグのフィギュア」だって、これらはすべて付加価値です。また、小さな例だと、CMに人気タレントを起用するのも付加価値の一部です。マック(関西ではマクド)の平日半額セールだって、あれも「半額」という付加価値が付いてるという捉え方もできます。休日倍額というマイナス付加価値も付いてるみたいですが(笑)。326なんか、詩にユニーク(←面白いという意味ではなく)なイラストという付加価値を付けて売れました(付いてる付加価値はそれだけじゃないけれど)。
ま、というわけで、詩(poetry)にどんな付加価値が付くのか、あるいは自分の作品(poem)にどんな付加価値を付けられるのか、逆に、詩を何の付加価値にするのか、そのへんを考えていくのも、詩の商品力向上に役立ちます。
以上、つらつらと書きました。次回からはこれら3つのポイントについて、個別に詳細を述べていく予定です。
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