何もない空から雨を/
umineko
何もない空から雨が
そんなふうに
あなたの存在が
私のこころを濡らすから
見上げても
どこにもいない
雲の
かけらも
だけど
私にだけ感じる声で
あなたを
想うよ
何もない
愛かもしれないけれど
わたしが
生きる
その先々で
あなたを
きっと感じるだろう
何もない空から雨を
降らせる
私は
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