夜・改訂版/さいらと
 
ホワイトチョコを食べながら北海道に思いを馳せる夜の12時


星野道夫に抱かれながら見る夜空の深さ…今日が沈んでゆく


真っ白い兎が跳ねていく! なるほど今日は新月だったか


人間の奥の深さに苛まれ、息を吸っては白く吐き出す。


「あそこにあるのはまんげきょう座ね。赤とか青とかいっぱいあるもの。」


大いなる夜のつぶやき「でもそんなつもりはないのよ。」揺れる襟足


子供らを夜空の下に出してみる。走り回ってどこかに飛んでいった。


電話をください。今すぐ。さあ子機に手を伸ばして。ボタンを押して!


夜の12時…今日も僕は乾いているのか。理
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