きみをみまう朝/草野大悟
 
きみをみまう朝は
なんどもなんども顔を洗い
なんどもなんども歯磨きをし
ぼくのもっている
とびっきりの青空を
つれていこう

あののびやかな笑顔が
もどってくるように
すべてのものに
祈りをささげながら
にわに咲いた
冬のひまわりも
いっしょにつれてゆこう

きみをみまう朝
とおく鳥がとんでいる






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