パラレライ、暴露する空に/
nm6
つ、ふたつ、みっつ。
ひとつ、ふたつ、みっつ。
ひとつ、ふたつ、みっつ、
パラレライが暴露する空に、
カランカランと鳥は鳴いているのに、
数えて気づいた声のその果ての隙間に、
よっつ
よっつ
よる が 来る
もうすぐ
よっ
よっ。
よっ。
パラレライ 歩き回る東京
ぼくらは君の上を飛んではいないのですが
ルールーと 話す音も足音も聞こえてくる耳鳴りの
肝心のリモコンの 風に投げ入り流されゆく最期なのでした。
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