書類/黒川排除 (oldsoup)
ら消すために引っ張った横棒がにじんでいく方向へも槍は確かに尖りながら伸びる強靭な歯茎の色で噛み砕く前の歴史を暗唱すべく開いたとの誤算であるが故の修学を見つめる叔父の下半身は透けて橋が向こうに架かる川を知らない遊撃の手ほどきのためのいやらしい指の動きに蛇腹が説明を付けながら消えていく尻尾を追う茂みの中を様々に傷付きそれを転嫁するかけ声を大砲は待っている重さの錆とは土壌を濁らせた空のヘルメットが同方向に落ちている上を妖精が渡るなら鏡もて意識的な踊りを移そう右から左へ直感的な動作で乾電池のいらない余白をへこませた無力感を伝うべく白くなるか黒くなる朝はどこにも喀血する速やかな撤退は半分だけ許される然るべく
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