浪漫シンドロォム/
ヒビノナコナ
わたくしの髪をくすぐる寒風に
ゆれた気持ちはときめきなのに
あの頃の夢見た時は永遠の零度の夜空キラリくっつく
こいびとの櫛をいざなう輝きは
白い息すら止めるでしょうに
寒き日は奏でる指もいたずらを覚えて忘れまた嗜む
宵越しにつらい離れを書き記し
振り向く涙かすかあこがれ
戻る
編
削
Point
(2)