フリースタイラ(抄)/nm6
カウンター・ザ・想像、スタイルはフリークアウト。新宿くだらないビールにのけぞった。バラけた階段でかゆみ気にしない、ダウン・ザ・明治ストリート。ぼくらオン・ザ・ウェイ、伊勢丹の丸のなかに伊でつまりマルイな感じとか、その輪郭沿いのたどってたどってその空とか。スカした欄干でフライ、フライしていくの憂鬱。ほら、あれがだよ。あんなちっぽけでもいいってわけ。暗いくらいぼくらくらい、アスファルトが似合う世代もいないんじゃないか、っていうわけ。固まった。あまりに固まって、これ自由なの。グラインダー、これ自由なの。
くるしいならやめればいいので、ぼくら目なんだった。
思い出した。ぼくはきみを、いいころしてしまった。
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