きのうのあき/ZUZU
 
きのうわたしは
あのひとと
あきのひのなかで
とけいっていました

おはかのかげに
うすいとんぼのはね
きょうねん
にじゅうろくさい

のびるひにせのびして
わたしのかみを
くしゃってなぜた

いつまでたっても
おとうとのよな
あのひとと




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