ただ1滴のポイエーシスを/umineko
そこから始まって、現代詩のリアル・フィールドで活躍されている皆さんの作品を読む。集中度の高さ。意味の深度。ううむ、とうなってしまう。これが「詩」であるなら、自分の書いているものは何か、と。落書きです。読みうる、といった程度のね。落書き。
ま、落書き程度でも価値がゼロってことはないんだろうけどさ。価値がないって言い切る人たちは、それはそれで不安なんだ。自分の価値観が揺らいでしまうから。だからさげすんでしまう。さげすむって態度は、自己防衛の手っ取り早い手段。そう思ってるから気にならないよ。ごめんね。
ほんとうにことばにちからがあれば。問題ないことなんだけど。
落書きを。下書き程度にブラッシュアップできたらいいのに。
だけど。
そのために手放さなくてはいけない何かを私は知っている。
詩は、二の次。ごめんなさい。
だけどそれはね。私にとってのポイエーシス。
迷いなどない。強く。
戻る 編 削 Point(5)