蒼焔/
 
そう 譬(たと)えるなら 

他の誰に許されなくても
全てを敵に回しても

嗚呼 信仰にも似た 凍てつく火焔

蒼い焔(ほのお)のようなひとだと
皓(しろ)い天のようなひとだと

僕は あなたを信じたのです

百万の言葉を捨てて辿り着いた海
偽りは なかった

全てが背を向けた 冷たい夜でさえ
僕は あなたを信じます
僕は あなたをゆるします

あなたは すべてをゆるしつづけます
誰よりも孤独であったから

それは 信仰によく似た 僕が受け継いだ蒼い魂
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