ソラノハナ/
唯浮
真っ白な紙面に
溶けて流れる
心臓を内側から貫く穴
何億光年もの時
繋がっている
夜空を縫う一筋のレール
賛美歌の音色
安らかな顔をして
真っ白な紙面を
溶けて流れる
一つの星が死を向かえ
艶やかなエネルギー
やがてレールを伝って
溶けて流れ込む
暗く漫ろなる胸の内
静かに広がるは
バラ星雲
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