逆らう/
砂木
しつづけた お祭の
後は 返されるだけの 暮れ
頬に かかる 雲の影は
冷たいの?
吐息 途絶えた
夢と 簡単な呼び名
つけて 恥らわなければ
いけないような
指から 消えていく
視線 の中に
つかまらせて
どうか
どうぞ
なじめない
けど まだ
避けたくもないんだ
空 よ
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