きんようびのにじ/あめ
 
さよならはこころのなかでだけつぶやけばいいのに
こうしてまたとけいはくるくるはりをまわすんだ

 (もう好いじゃないそろそろ、そろそろ)

とうめいな、かったーの は 
と、おれんじとほわいとでできた かぷせる


 (今更何を想う事が在るのだろうか
  漸く此の水の意味を知る事が出来たのに?)


つくえにころがるひだりての もけい
そっとふれた
らわたしよりずっと



さよならはこころのなかでだけつぶやけばいいのに
こうしてまたねくたいはするするとはんがーをすべりおちる

 (何が欲しいのマイベイビー
  叶えて遣れるのは一つだけだよ)

さよならはこころのなかでだけつぶやけばい



枕元に置いたポカリスエットが ちゃぷん

意味も無い然様ならをひるがえした様な気がしたきんようびのにじ。

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