余計な自意識/
小太郎
知らないうちに大きくなりすぎていた、
僕の中の 壊れそうにないひとつの柱を
周りで飛び交う無責任な全ての意見を無視して
全力で壊しにかからなければならない
そうしないと僕が好きだったあの頃の世界は
二度と
誰の手によっても実現されることは ないだろうから
プライドという余計な自意識は
大好きなものを閉じ込めて殺すから
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