ふわりの/かぜきり
 

むねにひびいて
そのそんざいを
しめさぬしらべ
きっとふたたび
きこえてとど

ひしょうをうながす
かぼそい




そのおとが
どこから
きこえてくるのか
いつも
きになってたんだ

・・・・・・・・・

そっと胸をはって
まばたきを一度
ぎゅっと


なんでもない
そのはばたきのおと
ひょっとしたらの
りんかくを
おぼつかせて
いまにも
ここに

どいて


・・・・・


あっ
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