カロン 鈴が鳴って 君が入って来た コーヒーは まだ 少しだけ 温かい つまらない 週刊誌を めくりながら どこか 温泉にでも 行きたいね とボクが 言った 君は 君の世界を めくりながら そうねと 言った カロン 鈴を鳴らして 僕たちは まだ 少しだけ 温かい 秋を 吸い込んだ