限界飛翔/
こしごえ
響いた翼はためかせて
風の声へ飛び続ける
閉ざされた約束の傷
脈打つ光へさらして
こえられない私をみつめる
罪色の翼に歌う
現在(いま) 解き放つ時
押しつぶされそうな空へ
引力で結ばれた遠い約束
瞳の奥の扉を思い出して
透けた視線にあるものは
真実に染まった翼
あきらめないで大空
響いた翼はためかせて
風の声へ飛び続ける
現在 解き放つ時
めぐりつながる大空へ
[グループ]
戻る
編
削
Point
(9)