詩の立ち上がる瞬間/栗田小雪の日記を読む/山田せばすちゃん
 
きにもほどがあるようなことを思いついてしまうのはやはりこれも何度痛い目にあっても(それがどんな痛い目なのかは此処では割愛するけれども)懲りるということを学習できない、哀れなヨゴレ詩人の宿命だったのかもしれない。
とまあ、そんな紆余曲折を経て、俺は栗田小雪の日記「Puis-je fumer」http://www2.diary.ne.jp/user/145343/
にたどり着いたのだ。
栗田小雪は既に日記の中からいくつかの詩をPJに登録している。
たとえば「入れ墨」。
これは2003年の4月23日の日記からの転載らしい。
男の背中の入れ墨を見せてもらっているうちに幻視が始まっていくという形
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