愛の言葉/天使
 


君に近づく私。

「・・・・。」

少し沈黙が続く

君はじっと私を見てる

今しかないんだ と 胸の中で覚悟した

「・・・スキです。」

ほんの小さな声しか出なかった 君には届いただろうか?

前を見てみると にっこりとやさしい笑顔の君がいる

私は 緊張のあまりに 泣き出しそうになった

そして 下を向いたら

ポンポンっ とあったかくっておっきな手が頭にかぶさる

「ありがとう。うれしいよ。君のその気持ち 受け取ったから。」

そう言われても 答えにはなっていない気がして

頭をあげてみると 君の顔がドアップになった

「えっ?」っと思った瞬間 唇が触れる

その時思った 愛の言葉なんてホントはいらなかったんだ

だって私・・・そんな言葉が無くても・・・あなたの愛を感じてる

あったかくって おっきくって つよくって


あなたの愛を感じてる

あなたのぬくもりを感じてる

その時 ココロから 君に愛の言葉を もう一度送りたいと 思った


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